てんかん

ダウン症の子供たちはけいれん発作を合併することが多いです。

発作型は、全身性強直間代けいれんやミオクローヌスを伴う大発作が多いのが特徴です。

けいれん発作があり、脳波の異常を認めると「てんかん」という診断になります。

てんかんは治療すればほとんど治ります。
 
1歳以下ではウエスト症候群(点頭てんかん)が発症する危険性があります。

てんかんの発生頻度は年齢とともに次第に増加する傾向にあります。

ダウン症候群の場合、てんかんを発症する可能性が高く(5〜10%)、

症状がなくても生後6か月から半年ごとに脳波を記録する必要性があります。

その理由は、てんかんを持つダウンの子は発達が遅れるからです。

点頭てんかんの場合は最も発達が遅れます(図を参照)。

早期診断、早期治療が大切で、

脳波異常が強い場合は注意して経過観察するとともに

治療についても主治医に相談するべきと思います。

治療:抗けいれん剤の投与により、ほぼ完全に治療が可能です。


ダウン症候群の合併症と発達指数




  DQ:発達指数
  Epilepsy:てんかんを合併したダウン症候群
  West syndrome:ウエスト症候群(点頭てんかん)を合併したダウン症候群
  CHD:先天性心疾患を合併したダウン症候群
  OME:滲出性中耳炎を合併したダウン症候群












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